増税後の日経平均はどうなるの? 過去の日経のデータを調べてみた

増税後の日経平均はどうなるの? 過去の日経のデータを調べてみた 株の話

こんにちわ、もちこです。

皆さんご存知の通り、2019年10月1日より消費税は10%となります。
欲しかったクソゲーは買えましたか? 買えてないのでしたら急いでください。

 

クソゲーはいいとして、増税に伴う景気対策予算は2018年末から発表されている通り【2兆280億円】。

使い道は
【消費者へのポイント還元】
【生活保護受給者を除いた低所得者・0~2
歳児の子育て世代に向けたプレミアム付き商品券】
【すまい給付金拡大】
【防災・減災・国土強靭化対策】等だと言われています。

 

とはいえ、これらがどの程度景気対策となってくれるのか、正直よくわかりません。
そして個人投資家にとって重要なのは、株にどの程度の影響があるのかということです。
増税ということは個人の消費が抑えられて、なかなか株価上がらなさそう……

に思えますが、実はそうでもないかもしれません。

今回はこれまで日本で消費税増税後に、日経がどのように動いたのか調べてみました。

 

 

1989年4月 消費税が誕生(3%)

まず日本に現在の消費税である一般消費税が誕生したのが1989年4月で、当時の消費税は3%でした。

 

●1989年 日経平均
1月 31,178.8円
2月 32,005.1円(+827/ +2.6% ) ↑
3月 31,952円(-53/ -0.1% )
4月 33,226.2円(+1274/ +3.9% ) ↑ 消費税誕生
5月 33,989.2円(+763/ +2.2% ) ↑
6月 33,373.54円(-616/ -1.8% )
7月 33,843.23円(+470/ +1.4% ) ↑
8月 34,808.39円(+965/ +2.8% ) ↑
9月 34,649.3円(-159/ -0.4% )
10月 35,323.33円(+674/ +1.9% ) ↑
11月 36,038.6円(+715/ +2% ) ↑
12月 38,130円(+2092/ +5.8% ) ↑ ※日経の最高値(1989/12/29が38,915円)

 

毎日がお祭りのように景気が良いですね。居酒屋に行くテンションです。

消費税が誕生した1989年、日本は1986年~1991年まで続いたバブルの真っ只中でした。
消費税が誕生したことでも企業の勢いは衰えず、影響はほぼなかったと言われています。

12月29日の日経の最高値は、今も更新されていません。
日経が38,000円を超えるなんて、今では信じがたいことですね。バブルってすごい。

イレギュラーな年に税金が発生しているので、前後のデータの信憑性はやや低いように思います。

 

1997年4月 消費税が5%に引き上げ

消費税誕生から8年後の1997年の4月、消費税は5%に引き上げられました。

●1997年 日経平均
1月 18,050.36円
2月 18,562.55円(+512/ +2.8% ) ↑
3月 18,244.1円(-318/ -1.7% )
4月 18,177.90円(-67/ -0.3% ) 消費税5%へ。
5月 20,046円(+1.869/ +10.2% ) ↑
6月 20,505.61円(+459/ +2.2% ) ↑
7月 20,148.09円(-357/ -1.7% )
8月 19,090.57円(-1058/ -5.2% )
9月 18,248.45円(-842/ -4.4% )
10月 17,274.77円(-974/ -5.3% ) アジア通貨危機が起きて世界同時株安。
11月 16,103.22円(-1171/ -6.7% ) Yahooが店頭市場に登録。山一證券が自主廃業。
12月 15,917.09円(-186/ -1.1% )

 

景気悪いです。買った株が全部下がった時みたいなテンションですね。

この時も増税に伴う景気対策は行われたものと思われますが、増税後の2ヶ月のみ上昇しただけでした。

バブル崩壊後で景気が伸び悩んでいる時期だったためか、上下を続けながらも徐々に下がってしまいます。
その後、2003年にはイラク戦争開戦秒読みによる米国経済への懸念で、7000円台まで落ち込みます。

 

2014年4月 消費税が8%に引き上げ

消費税を5%に引き上げた日から17年後、2014年4月に消費税は8%に引き上げられました。

 

●2014年 日経平均
1月 15,578.27円
2月 14,617.57円(-961/ -6.1% )
3月 14,694.82円(-77/ -0.5% )
4月 14,475.33円(-219/ -1.4% ) 消費税8%へ
5月 14,343.14円(-132/ -0.9% )
6月 15,131.79円(+788/ +5.4% ) ↑
7月 15,379.29円(+248/ +1.6% ) ↑
8月 15,378.70円(-1/ -0.006% )
9月 15,948.46円(+570/ +3.7% ) ↑
10月 15,394.11円(-554/ -3.5% )
11月 17,179.02円(+1785/ +10.3% ) ↑
12月 17,541.69円(+362/ +2.1% ) ↑

 

結構元気そうです。振られた1ヶ月後に合コン行って良い人と出会っちゃったみたいなテンションです。

増税した翌月の5月はやや下げましたが、6月から上がっています。
2013年1月から開始されたアベノミクス効果で、2014年は上昇基調にあったようです。

 

私が注目したいのは、これまで増税する前月の日経平均は前前月に比べて下がっていることが共通している点です。
さらに、増税する月も下がり、増税の翌月には上がりやすいという点も気になるところ。

 

とはいえ、まだ3回しかない増税なので、データの信憑性としては少し心もとないものなのですが……。

 

2019年10月 消費税が10%に引き上げ

そして、今年の日経平均の推移を見てみましょう。

●2019年 日経平均
1月 20,773.49
2月 21,385.16(+612 / +2.9%) ↑
3月 21,205.81(-180 / -0.8%)
4月 22,258.73(+1053 / +4.9%) ↑
5月 20,601.19(-1657/ -7.4% )
6月 21,275.92(+674/ +3.2% ) ↑
7月 21,521.53(+246/ +1.1% ) ↑
8月 20,704.37(-817/ -3.7% )
9月 22,079.09 (+1375/ +6.6% ) ※9/20時点

 

9/20時点での日経の終値は22,079.09円となっています。

これまで増税する前月の日経は下がる、という共通項がありましたが、今回増税する前月である9月現在、日経は上昇しています。
今月は残り5営業日です。ここから5日で先月の終値である20,704.37円を下回る可能性もゼロではありませんが、かなり低いようにも思います。
となると、今年はこれまでの増税前とは少し違う動きをしているということなのかもしれません。

 

とはいえ、これは米国、そして日本の金融緩和に対する姿勢を受けている動きです。
18日のFOMCにてアメリカの利下げ、そして今後の更なる金融緩和をするという発表がされたばかりです。
さらに日銀も同様に、黒田総裁が追加緩和に関して前向きになっていると記者会見で語っています。

増税後の値動きに関してこれまでの流れを見る限りでは、2019年の【増税の翌月にあたる10月は日経が下落し11月は上昇する可能性が高い】といえますが、今の状況を考えると更なる金融緩和への期待から、10月の日経も上がる可能性が出てきました。

 

 

増税後は悲観的な見方が広がる……けれど

今回、増税後の日本株・日経の動きを予測する様々な記事を読んでいましたが、どうやら悲観的な見方が多いようです。
2018年のVIXショックを超えたリーマンショック級の危機が訪れて日経が大暴落するとか、日経が20,000円台を割るだろうという意見もありました。

 

偉い人たちの言うことなので、当たりそうな気もしますよね。
私はまだまだ経済や金融に関してズブの素人ですし、増税後にどうなるのかということも、ぶっちゃけほとんど想像できません。そういう難しい予測は偉い人に任せたいです。

 

ただ、日々取引をしている身からすると、日本国内の論調よりも、何なら国内の消費動向よりも、外国人投資家の動向が非常に気になるところです。
増税前の9月にこれほど買い向かっているということは、増税後の景気対策に期待しているということなのでしょうか。

 

何にせよ、外国人投資家達の買い越し・売り越しについては注視しておいて損はないかと思います。

投資主体別売買動向:日本株 - トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)
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では、今回はこの辺で失礼します。

 

 

参考:

株式市場の事件一覧 - Wikipedia
日経平均株価(日経平均):チャート 1日、5日~30年長期推移まで | 投資の森
日経平均株価の時系列の推移をチャートで表示します。1日、5日、1ヶ月~30年、50年と短期から長期までチャートで見ることができます。表示期間のレンジ幅や変動率を表示して、高値安値がわかります。

 

 

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コサックもちこ

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