信用取引の基本!② 便利さの陰に潜むデメリットとは?

信用取引のデメリット 基礎知識

 

こんにちわ、もちこです。

 

肩こりがひどくて肩を動かす度に「ピィッ」とか「ウッ」とか変な声が出るようになりました。

これがアラサーの世界なんでしょうか……。

 

 

さて、前回は信用取引によってできるおおよその内容を説明しましたが、今回は信用取引のデメリットについて説明します。

 

とても便利で魅力的な信用取引なんですが、主に5つのデメリットが存在します。

 

・逆日歩(ぎゃくひぶ)

・レバレッジによる損失の拡大

・返済期日

・追証(おいしょう)

・空売りによる損失は無限

 

それぞれについて詳しく解説してみますよ。

 

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■逆日歩(ぎゃくひぶ)

 

逆日歩とは、簡単に言うと「空売りをした場合に発生することのある追加料金」のことです。

 

基本的に空売りは証券会社から株を借りている状態です。

この時点で【貸株料】という料金は発生しているのですが、ここから更に追加料金が発生する場合があります。

 

それはどんな時かというと、証券会社に空売りするための株がなくなってしまったときです。

 

証券会社は投資家に貸すための株を持っていますが、空売りの注文が大量に入った時に、株が足りなくなってしまうことがあります。

その際に、証券会社は機関投資家から株を借りることになるのですが、証券会社が機関投資家から株を借りる際に料金がかかります。

この料金が逆日歩と呼ばれるものです。

 

証券会社が機関投資家から株を借りる際に支払う料金を、空売りしている人が支払っている、ということですね。

大量に空売りが発生している銘柄は逆日歩が発生しやすいので注意しましょう。

 

 

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■レバレッジによる損失の拡大

信用取引の大きな魅力として、レバレッジをかけて自身の資金の約3倍の金額の取引を行うことができることが挙げられます。

つまり、100万円の元手で300万円までの取引ができてしまうんです。

 

ただ、ここで注意したいのが、レバレッジをかけた取引でプラスになれば利益も3倍となりますが、逆にマイナスになってしまった場合、損失も3倍となることなんです。

 

例を出して考えてみましょう。

 

100万円で現物取引、

100万円にレバレッジをかけて300万円の信用取引を行ったとして、

投資した銘柄の株価が半分に下がってしまったとします。

 

その場合、

現物取引の場合は100万円→50万円になるだけで、損失は50万円です。

信用取引の場合は300万円→150万円になるので、損失は150万円になりますね。

 

つまり、元々所持していた100万円よりも損失が大きいため、50万円の借金を抱えることになってしまうわけです。

 

レバレッジをかける際は、自分がどの程度までの損失なら耐え得るか、よく考えたうえで行う必要がありそうですね……。

 

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■返済期日

信用取引には返済期限というものがあります。

期限は注文が成立した日から6ヶ月とされていて、その期間に反対売買を行って株や資金を証券会社に返済しなければなりません。

このため、信用取引は計画的に行う必要がありますよ。

 

また、信用取引は制度信用(6ヵ月)、一般信用(6ヵ月以上可、期間は証券会社によって異なります)がありますので、制度信用の場合は6ヶ月以上の長期投資を行うことは不可能です。

 

制度信用取引=証券取引所の基準を満たした銘柄のみ対象の信用取引。返済期間は6ヶ月。金利は低め。

一般信用取引=証券会社と投資家で行う信用取引。返済期限は無期限。金利は高め。

 

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■追証(おいしょう)

信用取引を行ううえで最低限必要の保証金を割り込んだ場合、追加で支払わなければならない保証金のことです。

 

信用取引は現金や保有している現物株を担保(保証金)にして取引をします。

この担保は売買代金の総額の30%30万円以上差し出すことが決められていて、このラインを委託保証金維持率といいます。

 

ですが、例えば信用買いで担保にしている現物株の株価が下がり、30%を下回ってしまったとします。

その場合は保証金を追加する必要があり、これを追証(追加保証金)といいます。

 

大幅な値動きがあった場合は多額の追証が発生し、これを支払えない場合は強制決済され、口座凍結されてしまうのだそうです。怖い。怖すぎる。

 

 

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■空売りによる損失は無限

空売りは前回説明した通り、最初に証券会社から株を借りて売って、株価が下がったところで買い戻して証券会社に株を返す、という取引ですよね。

 

ということは、空売りは株価が上がった場合は損失になります。

しかも株価の下落には1円という限界がありますが、株価の上昇には限界がなく、理論上空売りで抱える損失は無限ということになります。

 

まして空売りは、注文した時から貸株料という料金が発生するため、株価が下がらなければどんな形であれ損失になります。

空売りを行う際はよく考えてから行う必要がありそうです……。

 

 

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今回はざっと信用取引のデメリットを解説してきましたが、「信用取引は初心者殺し」とか「信用取引で退場まで追い込まれた」なんていうのは、こういう理由があるんですね……。

 

ちなみに、信用取引を行うためには各証券会社で現物取引を行う口座とは別に【信用口座】というものを開設する必要がありますよ。

初心者にはなかなかハードルが高そうな信用取引ですが、慣れてきた頃に私も口座を開設して挑戦してみる予定です。

 

では、また今度!

 

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