サヤ取りって何?やり方とメリット・デメリットをわかりやすく解説

サヤ取りって何?やり方とメリット・デメリットをわかりやすく解説 株の基礎知識

 

 

こんにちわ、もちこです。

投資には様々な手法が存在していますが、【サヤ取り】というものをご存知でしょうか?
もしかしたら名前だけ聞いたことがるかもしれませんね。

サヤ取りをものすごく簡単に言うと、
2つの異なる銘柄の差額がありますよね。
その差が伸び縮みする動きを利用して利益を狙う手法です。

 

とは言っても全然わかりませんよね。私も最初全然分かりませんでした。
でも大丈夫です。難しいことではありません。

 

愛好家の多い投資手法の一つですが、今回はこのサヤ取りに関して解説してみようと思います。
実際に使うかどうかはとにかくとして、数ある投資手法の一つとして覚えておいて損はありません。是非覚えてしまいましょう。

 

サヤ取りのやり方!の前に、サヤとは何か?

ではまず、サヤ取りの【サヤ】というのは何でしょうか。

サヤというのは、異なる2つの銘柄の価格の差のことを言います。
例えば、非常に株価の推移が似ているA社とB社という銘柄があったとして、A社が1000円、B社が1200円だとした場合のサヤは200円という感じです。

この値幅によって利益を取るので、【サヤ取り】というわけなんです。

 

サヤ取りとは何か?

次に、本題のサヤ取りを解説してみますよ。

サヤ取りというのは、
非常に動きが似ている2つの銘柄を同時に売買して、そこで生まれるサヤで利益を狙うものなんです。

とは言っても全然わからないですよね。
もう少し具体的にやり方を解説してみますよ。

サヤ取りのやり方

 

例えば、値動きが非常に似ているA社とB社があったとしますよ。

この2つの銘柄の株価の差、つまりサヤは、大体100~300円くらいで推移していることが多いようです。
そして、現段階ではA社が500円、B社が800円になっているので、サヤは300円ということになります。
普段推移しているサヤの上限に近いということですね。

 

このA社とB社でサヤ取りをする場合、
株価が500円のA社では現物買い、株価が800円のB社では空売りを行うんです。
(この売りと買いを同時に行う方法を両張りといい、両方の取引を開始することを仕掛けといいます)

 

でも、なぜそんなことするのかと思いますよね。

だって、値動きが似ている銘柄同士なんですから、両方とも現物買いか空売りにした方が、利益を多く狙えそうなものです。
(ちなみに、こういった買いだけ・売りだけの片道の売買を片張りといいます)

 

が、ちょっとまってください。

 

サヤ取りの基本的な考え方として、【株価は常に妥当な方向に修正される】というものがあるんですよ。

 

時々見ると思うのですが、225銘柄のような大型株で悪材料が出てしまうことがありますよね。
けれど、一時期酷く株価が落ち込んでしまったとしても、元々の会社の体力や信頼感、そしてこれまでの実績等などで、案外元の水準まで株価が戻ることがありますよね。(悪材料の内容にもよりますが……)

 

このように、高すぎる・安すぎると判断される銘柄は、いずれ高すぎない・安すぎない水準まで戻ると考えられているんです。

ということはですよ、値動きが非常に似ている2つの銘柄は、サヤが開けば開くほど、どちらかが買われすぎ・売られすぎていると判断されて、互いに近づこうとするはずなんですよ。
なので、現在割安傾向にあるA社を現物買いして、割高傾向にあるB社の株を空売りするわけです。
サヤがゼロになる地点を目指すだろうということですね。

 

サヤ取りをするとどのような結果になるのか?

では、先程紹介したA社とB社の例で、売買がどのような結果になるのか、少し考えてみましょう。

 

まず最初に、A社もB社も上昇したとします。

現物買いしたA社株
500円→700円(+200円)

空売りしたB社株
800→1000円(-200)

現実的に同じだけ上昇するとは考えにくいですが、とりあえず例として考えてみてくださいね。

この場合は、現物のA社では利益が出ていますが、同時に空売りしていたB社では損失が出ています。
ただし、両者とも同じ金額なので、この場合は損失がゼロということになりますよね。

また、B社がA社以上に株価が上がってしまった場合は、損失となります。
逆にA社がB社以上に株価が上がっていた場合は、B社の損失を引いた分の利益となります。

 

 

逆に両方が下落した場合も同様です。

現物買いしたA社株
500円→300円(-200円)

空売りしたB社株
800→600円(+200)

A社で出た損失分はB社の利益で相殺されますよね。

ただし、現物買いしたA社の下落幅がB社の下落幅より大きければ損失となり、
空売りしていたB社株がA社株より下落していれば利益となります。

 

 

一番最悪なのが、両方の銘柄で更にサヤが広がることです。

つまり、

現物買いしたA社
500円→300円(-200円)

空売りしたB社
800円→1000円(-200)

という状態になってしまって、両方で損失を被ることですね。
サヤ取りは基本的にリスクを回避するという属性の強い投資手法ではありますが、株取引に絶対はない以上、必ず成功することもありません。

また、この例を見るとサヤ取りをするうえで大前提として、
「これまでどの程度のサヤがあったのか、どの程度のサヤが開くとサヤが縮む動きに変わるのか」
ということをよく調べる重要性がわかります。

 

 

最後に、一番理想であり、基本的にこれを目指したいのが、サヤが順調に縮まって2つの銘柄で利益を出せるパターンです。

つまり、

A社現物
500円→700円(+200円)

B社空売り
800円→700円(+100円)

という状態になることです。
思惑通りにサヤが縮まり、2つの銘柄で利益を出せますよね。

 

サヤ取りはサヤが広がる時でも利益を狙える

勘のいい方ならお気づきかもしれませんが、サヤ取りは上記で紹介したようなサヤが縮む場面だけではなく、サヤが広がる場面でも使うことができます。

 

先程の例で考えてみましょう。

A社現物
500円→700円(+200円)

B社空売り
800円→700円(+100円)

サヤが縮んだこの状態になったとして、ここからどうなると思いますか?

これまでのサヤの伸び縮みを観察する必要は勿論ありますが、
「ここからまたサヤが広がりそうだ」と思いませんか?

サヤというのは、常に広がったり縮んだりしているものなんです。
つまり、縮んだあとは広がる可能性がありますよね。

なので、今度はサヤが広がりやすいであろう方向に、再度仕掛けるわけです。

先程とは逆になるので、A社を空売り・B社を現物買いします。
こうしてまたサヤが広がる場面でも利益をとることが可能になります。

 

サヤ取りのメリット・デメリット

サヤ取りは会社ごとの業績や材料・思惑等も一切関係のない手法なので、片張りとはまったく考え方が違う投資手法です。
あくまでも株式相場を利用して利益を狙うもので、投資とはまた違う側面もあると言えます。

 

メリットとしては、サヤだけに注目するので、個別銘柄のファンダ・テクニカル両方の分析が基本的には不要であり、どんな地合いの悪い日も関係がありません。

ただし、リスクヘッジをしながら取引ができるにように見える反面、買いと売りの両張りをするため、最悪の場合損失が倍になってしまう可能性があることも覚えておきましょう。

そして、何よりもサヤ取りは連動しやすい2つの銘柄を探し出し、どの程度でサヤが伸縮しているのか見極めることが非常に重要になります。
ここを見間違えてしまうと成立しない手法でもありますので、片張り投資とは別の難しさがあるとも言えますよ。

 

もしあなたが連動しやすい2つの銘柄を見つけた際は、よくよく観察してみてくださいね。
もしかしたら、以外なチャンスが巡ってくるかもしれません。

 

では、今回はこのへんで失礼いたします。

 

 

 

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コサックもちこ

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