こんにちわ、もちこです。
突然ですが、あなたは本間宗久さんという方をご存知でしょうか。
名前を聞いてもピンとこない方も多いかもしれませんね。
この本間さん、
ローソク足チャートの考案者であり、
酒田五法(酒田罫線)という非常に有名なテクニカル分析を残したとされている方なんです。
名前の厳かな雰囲気からも感じ取れるかもしれませんが、この方は江戸時代にお米の市場で財を築いた方なのだそうで、生没年を見ると今から約300年前に活躍されていたようです。
300年前のテクニカル分析だからといって見くびってはいけませんよ!
このテクニカル分析は現在も広く使われているのです。
酒田五法とは【三山】・【三川】・【三空】・【三兵】・【三法】という5つのチャートパターンによって構成されています。名前が格好いいです。
今回から1つずつ各チャートパターンを紹介しようと思います。
テクニカル分析の基本とされていて、現代の複雑な株式相場だけでなく為替や仮想通貨でも活用できるものなので、覚えておいて損はありませんよ。
では、早速今回は【三山】を紹介したいと思います。
三山
【三山(さんざん)】とは、
「3回天井をついても高値を超えることができなかった場合、もう高値を更新することは難しいですよ」
という考えに基づいて、天井を見極める手法です。
山が三つに連なった後に、トレンドが反転するチャートを見たことがないでしょうか?
それが典型的な三山です。
高値圏からの反転を示すものです。
つまり、
【3回も高値更新すべくチャレンジしたけれど、高値を超えることができない=もう買いに勢いがない】
ので、そろそろ反転しますよ、ということですね。
三尊天井
先ほどの画像のように、天井がほぼ同じ位置にくる場合もありますが、三つの山の真ん中が高くなるチャートも三山のひとつです。
三尊天井(海外ではヘッドアンドショルダー・トップ)と呼ばれています。
これも同じくトレンドの反転を示すものです。
以前の記事でも紹介していたので、気になる方はコチラもどうぞ→

赤三山
天井付近で出現した3つ連続する陽線の、真ん中が飛びぬけて高くなっている状態のことを赤三山といいますよ。
これも考え方は先ほどの2つと同じく、反転する可能性を示すものです。
※【赤三山】の【赤】は、日本のチャートでは陽線を赤、陰線を青で表現することからきています。
ちなみに海外では陽線を青、陰線を赤で示すこともあるのだとか。
【三山】まとめ
今回紹介した三山をまとめてみます。
■三山とは、高値圏付近で出現する、トレンド反転のサインとなりやすいチャートパターン。
基本形は3回似たような高値で跳ね返される、山が3連なった形。
他にも、
- 三尊天井(ヘッドアンドショルダー・トップ)
山が3回続き、真ん中の山が非常に高い形。 - 赤三山
3本続いた陽線で、真ん中が高くなっているもの。
などがある。
今回紹介するのはここまでです!
酒田五法は残り【三川】・【三空】・【三兵】・【三法】の4つがあります。
こちらも非常に面白いものなので、引き続き紹介していきたいと思います。
では、今日はこの辺で失礼します。
あなたの株取引が更に楽しいものとなりますように!
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