もちこのゲーム紹介~Papers,Please~

ゲーム紹介5ゲーム

 

こんにちわ、もちこです。

あなたはどんなゲームがお好きでしょうか?
派手なアクション、地味な作業ゲー、物語重視、人それぞれに好きなジャンルがありますよね。

でも、今回紹介するゲームは、どのジャンルにも当てはまらないような、非常に斬新な作品です。
地味ですが不気味で、重く、ある意味で面倒で、様々な感情を抱かせる余韻もありながらスリリング。

タイトルは【Papers,Please】
2013年にLucas Pope氏により開発されたゲームで、数あるゲームの中でも異色の【入国審査をするゲーム】です。
特徴的なドット絵で作られており、後期のファミコンの画面のような、けれども動きは比較的ぬるっとしているので、現代的なドット絵という雰囲気があります。

見た目の色合いも地味ですが、ゲームの内容は更に地味です。
なんとあなたが入国審査官になって、入国審査を行うだけ。
巨乳の可愛い魔道士との恋愛もなければ、宿命のライバルもいないですし、心踊る大冒険も、クリーチャーに追いかけられるハラハラする展開もありません。ただ祖国のために毎日入国審査をするのみ。

 

けれども、ただ入国審査を行うだけの地味な作業ゲーではありません。
あなたの選択で、多くの人の人生が変わり、そしてあなた自身とその家族の人生の結末が変わります。どことなく漂う不気味さ、そして陰鬱な空気の中で、あなたは毎日取捨選択しなければなりません。

あなたは何を選び、どんな人生の結末を迎えるでしょうか。

入国審査官は何を選ぶのか

このゲームは、1982年11月の戦争が終わったばかりの共産主義国家【アルストツカ】が舞台です。
全体的に暗く沈んだ町の色合いと、荒みきって貧しいのに、押し付けがましいプロパガンダばかりが虚しく輝く世界観が、いかにも当時の共産主義国らしく見えます。
毎日国からもらう伝達文も、最後の締めは必ず【アルストツカに栄光あれ】です。

主人公は偉大なる祖国アルストツカの入国審査官に任命され、隣国コレチアとの国境に位置するグレスティンという町で、入国審査を行います。
業務内容は簡単、アルストツカに入国したい人々のパスポートに、入国ビザを押印するだけ。
これだけ聞くと非常に地味で単調ですが、毎日入国できる条件が変わりますから油断は禁物です。

 

アルストツカは最初こそ外国人の入国を拒否していますが、徐々に入国する規制を緩和させたり、あるいは事件の発生と同時に再度規制をかけてパスポートの他に書類の提出を求めたりと、入国を許可する条件が毎日変わります。
例えば就任初日の場合は【アルストツカ人のみ入国を許可し、外国人は許可しないとい】という条件なので、国籍、パスポートの期限、性別、写真のみを確認するだけで判断できます。

しかし、翌日になれば別の条件を追加され、更に翌日には入国に必要な書類が増え、身体のスキャン、本人を証明するための指紋認証等など、日を追うごとに確認しなければならない項目が増えてしまうんです。

更に、入国希望者も一筋縄ではいきません。
パスポートを偽造してきたり、他人のパスポートで入国しようとしたり、期限の切れたパスポートを持ってくる人もいますが、そういった場合は入国を拒否しなければなりません。
仮に入国を許可してしまうと、あなたのペナルティであるとして罰金が発生してしまいますよ。
このため、非常に注意深く入国審査をする必要があります。

中には、夫の分は入国許可書はあるのに、奥さんの入国許可書はないという夫婦が訪れて、何か事情があるのか「このままこの国にいると殺される。どうしても入国を許可してほしい」と懇願してくることもあります。
勤勉なるアルストツカ人としては二人を引き裂くことが正しいですが、情けをかけて奥さんの入国を許可することは別の正しさがあります。

 

入国を許可できるなら、【APPROVED】、入国を拒否するなら【DENIED】のスタンプをパスポートに押印します。
スタンプを押したパスポートを返し、次の入国希望者を呼び、また審査をして、スタンプを押して、審査をして……という風に、ひたすら慎重にパスポートや必要書類を審査します。

 

入国審査官も楽じゃない

決まった時刻になると、検問所は閉められます。主人公の帰宅する時刻です。

1日が終わると、その日の収支が出てきます。リザルト画面ですね。
このお仕事は完全歩合制で、その日に主人公が何人の人を審査したのかで、お給料が変わります。
そして、貯金と給料から、住居費・食糧費・暖房費等が引かれます。

 

でも、実はこのお仕事は非常に薄給なんです。戦争が終わったばかりで、国も貧しい状態なのでしょう。
そんな中、主人公には妻・息子・義母・叔父という家族がいるため、彼らを養わなければいけません。
国から与えられている居住費は気まぐれに値上がりし、日々の生活はギリギリどころか、明らかにお金が足りません。

もし食糧費や暖房費が払えなくなってしまうと、家族は飢えて、凍えてしまい病気になり、治療費を必要とします。
そうすると更に家計が圧迫され……最終的に家族は病死したり、餓死したりと、1人ずつ死んでしまうのです。
生きるために稼いでいるのに、生活はどんどん苦しくなります。
そして、家族がすべて死んでしまうとゲームオーバーです。
このため、あなたは一生懸命働いて、一人でも多くの人の入国審査をしなければなりません。

 

じゃあ毎日バリバリ働けばいいじゃない、と思うかもしれませんが、なかなか状況はよろしくないのです。
つい最近まで敵国だった隣国には、アルストツカを良く思っていない人々も存在します。
このため、隣国との国境に位置する検問所では、様々な事件・テロが起きてしまうんです。
事件が起きると検問所が閉鎖され、あなたのお仕事は中断。勿論もらえるお給料も少なくなります。
薄給なうえにそんなことが起きてしまえば、どんなに働いても限界はあります。

 

祖国をとるか、家族をとるか

しかし、懸命に働くあなたを神は見捨てませんでした。
入国審査をしている時に、時折あなたに悪い誘いをしてくる人がいます。

同僚であるはずの人が、特定の条件においてお互いに有利になるような行為の代わりにお金を渡すと提案してきたり、入国できる条件を満たしていませんが、お金を渡すので入国させてほしいと言ってくる入国希望者だったりと、様々な人があなたに誘いをかけてきます。

彼らはあなたが普段もらっているお給料から考えると、非常に魅力的な額を出してきます。これがあれば、家族は食料にも困らず、寒い部屋に住むこともありません。
ただ、偉大なる祖国アルストツカを裏切る行為であることは間違いないです。

 

祖国をとるか、家族をとるか。あなたは毎日【APPROVED】と【DENIED】を押印しながら、誰かの人生と自分の人生を選ぶことになります。
そして、あなたの選択が様々な出来事へとつながって、エンディングもそれによって大きく変わります。
マルチエンディングなので、あなたのたどる道はいくつか用意されていますよ。

一見単調に見えますが、一筋縄ではいかず、簡単ではありませんが、クリアできない程ではありません。
ぜひあなたも、入国審査官になって【APPROVED】【DENIED】を選んでみてください。アルストツカに栄光あれ。

 

DLはこちらから。

PC

Steam:Papers, Please
おめでとう。10月度勤労抽選により貴方を入国審査官に命ずる。即座配属のため、至急グレスティン国境検問所の入国管理省に赴くように。貴方とその家族には、東グレスティンの8等級の住居が割り当てられる。アルストツカに栄光あれ。ここは、共産主義国アルストツカ。隣国コレチアとの6年間の戦争がついに終わり、国境の町グレスティンの半分...

 

iOS

‎Papers, Please
‎ダークな世界観のドキュメントスリラー。 数々の賞を受賞した、異色の入国審査ゲームが iPad についに登場。 ______________________________________ おめでとう。 10月度勤労抽選により貴方を入国審査官に命ずる。 即座配属のため、至急グレスティン国境検問所の入国管理省に赴くよ...

 

非常に人気があったゲームのため、実写ショートフィルムまで作られました。

 

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コサックもちこ

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