ナンピンとは何か?株の基本用語を初心者さんにわかりやすく解説

ナンピンとは何か?株の基本用語を初心者さんにわかりやすく解説 株の基礎知識

 

 

こんにちわ、もちこです。

今回は株用語の【ナンピン】を解説したいと思います。
ご存知でしょうか、【ナンピン】。漢字では難平と書くようです。
麻雀の用語のようですが、株用語です。

 

ナンピンをものすごく簡単に言うと、
「最初に買ったときよりも、更に低い株価で株を買い増して、株を買った時の値段を下げる」
ことです。

 

ここを聞いただけでは何のことやらと思うかもしれませんが、大丈夫です。
これから分かりやすく解説します。

使いこなせれば大きな利益にもつながりますが、非常に危険な側面も持つナンピン、ぜひこの機会に覚えてみましょう。

 

ナンピンとは何か?

では、早速ナンピン解説しますよ。

ナンピンは冒頭でも出てきた通り、
「最初に買ったときよりも、更に低い株価で株を買い増して、株を買った時の値段を下げる」ことなんですが、全然ピンとこないですよね。
私は何もピンときませんでした。

そんなわけで、例を出して考えてみましょう。

実例!これがナンピンである

例えば、あなたがもちこ通信という会社の株を500円100株買ったとしますよ。

ですが、その後
【もちこ通信の社長が、家で飼ってる兎が可愛すぎて会社に来なくなった】
という報道がされました。

それを受けて、株主達は
「清々しいほどバカか」「社会人としてその理由は通用しなさ過ぎる」「こんな社長に会社任せて大丈夫なわけない」
と評価し、もちこ通信の株を売る人が増え、株価が500円から400円まで下がったとします。

 

ただ、あなたは思いました。
「安くなっている今は買い場で、この銘柄は今後まだまだ上がるだろう」と。
そこであなたは、再度もちこ通信の株を400円で100株買い増すことにしました。

すると、あなたの保有する株の買った時の値段が、500円から450円に変わります。
なぜなら、最初に買い付けた500円と再度買い付けた450円の平均価格に自動的に調整されてしまうからなんです。

このように、同じ銘柄の株価が下がった時に再度買い増して、買い付けた価格を下げることを、ナンピンといいます。

 

ナンピンと平均取得単価

が、ここで少し不思議に思った方も多いかもしれません。
自分の買った株の取得した値段が下がるというのは、どういうことなのでしょうか。

これは株の【会社の価値を取引する】という特徴ゆえに可能なことなのですが、順を追って解説してみますよ。

 

そもそも株価というのは、【その時の会社の(1株の)価値】ですよね。
先程の例でいえば、たまたまあなたが買った時の会社の1株の価値が500円だったんです。

あなたが買った時の株の値段は、平均取得単価と呼ばれていて、株を買った時の平均の単価になっているんですね。

 

このことを踏まえて、ナンピンした時の平均取得単価を考えてみましょう。

最初に500円で100株買いました。
その後、更に400円で100株買い増しをしました。

そうなると、あなたの保有する株は500円と400円の平均ということになるので、500円+400円÷2=450円ということで平均取得単価は450円になりますよね。
さらに、買い増しているので保有する株は200株に増えます。

 

一見すると、ちょっとお得のように見えますよね。
自分の持っている株の取得単価を低くすることができたうえに、100株から200株に増やすことができたわけですから。
将来有望な株を買ってこの手法を使えば、負け無しのように思えるかもしれません。

 

が、そこはやはり株の世界。そんな簡単にはいきません。

実は、ナンピンは非常に危険な側面も持っているのです。
下手なナンピンを繰り返すことで、とんでもない損失を抱えてしまうこともありますよ。
次の項目で、その理由を考えてみましょう。

 

ナンピン、その後を考えてみる

では、ナンピンをした後にどのような結果になるのか、少し考えてみましょう。

先程の例を前提に考えてみますよ。
最初にもちこ通信という会社の株を500円で100株買う。
その後もちこ通信は400円まで下落し、その時点で更に100株買い増す。(ナンピン)
このため、平均取得単価は450円。保有しているのは200株。という状況ですね。

 

ナンピン後に株価が上昇した場合

ナンピンした後に株価が再度上昇して、600円まで上がった時点で利確した場合はどうなるのでしょうか。

平均取得単価は450円なので、1株あたり150円の利益です。
しかも200株保有しているので、150円×200株で、30,000円の利益になってくれますね。

元々の取得単価である500円から600円になるまでずっと我慢を続けていたとしたら、利益は10,000円に留まっていたので、ナンピンは大成功だったといえるでしょう。

平均取得単価を下げるということは、得られる利益を大幅に増やせる可能性があるということですね。

 

ナンピン後に株価が下落した場合

では、逆にナンピン後に、株価が更に下落した場合はどうでしょうか。

 

ナンピンした400円から更に下がって、300円になってしまったとします。
その場合は平均取得単価から-150円の損失で、更に200株を保有しているので-30,000円ということになります。

 

再度ナンピンすれば良いと考えた方もいるかもしれません。
ここで300円の株を100株買ってナンピンすると、平均取得単価は更に下がって400円になりますが、保有する株式も300株に増えて損失は大きくなります。

 

ここから更に下がって、もっと下がって、もっともっと下がって、その都度焦ってナンピンを続けると、どうなるでしょうか。

確かに平均取得単価は下がります。
ただし、保有する株の数もそれだけ増えるので損失も大きく膨らみ続けるという、地獄のコンボが始まってしまうわけです。

 

上がりそうにない銘柄でナンピンを繰り返すと、一つの銘柄だけでとんでもない損失を出してしまうのは、これが理由なのでした。

こうして冷静に読んでいると「途中で被害が少ない内に手放しておけばいいのに」と思うかもしれませんが、実はこれをしてしまう方が非常に多いのです。

そのため、【下手なナンピンスカンピン】と言われたり、こんな風に言われることもあります。

ナンピンは不成功に終わった場合、損失額が拡大する。難平は結局、確率上の有利と、損失額における不利の交換に過ぎない。
引用:Wikipedia

 

そして損切りできずに塩漬けになるという、悲しいコンボです……。

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ナンピンと損切りができない状況は少し似ている?

ナンピンを何度も続けてしまうのは、損切りができない場合と似ています。

 

私も以前やってしまいましたが、ナンピンをしてしまうときは
焦りもありましたし、
「ここから再度株価が上がるはず。今はむしろ買い場のはず」という銘柄に対する期待もありましたし、
自分の間違いを認められない(引き返せない)、
という気持ちが働いていたように思いました。情けない話です……。

 

損切りができない場合もまさに同じで、「まだ上がるかも」、「この銘柄なら多分大丈夫」という、歯ぎしりしながら自分の希望的観測を信じてしまうことが多いです。
そして、冷静に分析できなくなった末に負けましたw

 

ナンピンと上手なお付き合いを

ナンピンは諸刃の剣ではありますが、もちろん悪いことばかりではなくて、味方につけることができたら非常に強い武器となってくれます。

 

もしも平均取得単価以上に株価が下がって含み損が拡大したとしても、底をついた時点でナンピンをすることができれば、非常に効率よく利益を得られる可能性があります。
ナンピンは焦って行うと本当に良いことがありませんので、常に冷静にやることを心がけると良いかもしれません。

 

また、銘柄に対して必要以上に期待を抱き過ぎないことも大切のようです。
銘柄に過度な期待をして、損切りを鈍らせたりや執拗にナンピンを繰り返すことも、勿論成功する場合もあります。
特に、資金に余裕がある場合なら、そういった手段でも有効でしょう。
ただ、資金に余裕がない場合は、一つの銘柄だけに資金を集中させてしまうことになるので非常に危険です

 

どうしても銘柄に対する期待感が拭えない場合は、一旦冷静になって機械的に損切りして、下がったところで再度買い直すことも選択肢として考えてみると良いかもしれません。

 

では、今回はこのへんで失礼します。
あなたの株取引がうまくいきますように!

 

 

 

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