こんにちわ、クソゲー大好きもちこさんです。
今回は久しぶりにクソゲーの紹介です。
しかも私の大好きなレトロゲームなので、ずっと紹介したかったゲームだったりします。
タイトルは【ミシシッピー殺人事件】。
ジャレコが1986年に発売したアドベンチャーゲームです。機種はFC。
主人公チャールズ・フォックスワーズ卿と助手のワトソンが、ミシシッピー川を下るデルタプリンセス号という船で起きた殺人事件を解決するというお話。
このゲームを一言で表すと、【謎を解く前に主人公が死ぬ】です。
なんなら事件発生前に主人公が即死するイベントが用意されているという、ドキドキが止まらない死にゲーです。
お話のはじまり
チャールズとワトソンくんの2人はミシシッピー川を下る外輪船・デルタプリンセス号に乗って旅を楽しんでいました。
その日は天気も良かったので、デッキに出て他のお客さんに挨拶でもしようかということで、2人は部屋を出ます。
そこからプレイヤーが操作できるようになるのですが、2人の歩く速度が非常に遅いです。移動がストレス。
が、そこはクソゲーなので大目に見てあげてください。
そして隣の無人の客室に入って数歩進んだ途端、主人公が落とし穴に落ちて死にます。
まだ事件は何も起きていませんが、主人公がまっさきに死にます。
ゲームオーバーです。
気を取り直してもう一回
さて、改めてゲームをスタートし、今度は落とし穴を回避してベッドに近づくと、何かの鍵を見つけます。
他の部屋に入ってみると、様々な乗客と挨拶することができます。
良かった、先程の落とし穴が何だったのかというくらい、平和に時間は過ぎていきます。
そう見せかけて、とある部屋に入った瞬間、主人公目がけてナイフが飛んできます。
ワトソンの前を歩いていた主人公の額にナイフが深々と刺さり、主人公は死んでしまいました。
ゲームオーバーです。
主人公以外の死体をやっと発見
さぁ、再び気を取り直して最初からスタートです。
ちなみに、このゲームにはセーブという機能がないので、一度ミスをすると必ず最初からやり直しになります。
落とし穴を回避して鍵を取り、乗客に挨拶し、ナイフの部屋に入った瞬間に避けて、今度は小さな弾丸を見つけます。
ナイフが飛んできたことについては、主人公もワトソンも特に何も触れません。デルタプリンセス号では日常茶飯事なのかもしれません。
そして様々な人に挨拶を済ませ、さぁ次の部屋……に入ると、唐突に人が死んでいます。
やっと本編の殺人事件がはじまってくれました。
これまでは主人公が死体になるばかりですが、やっと主人公以外の死体を発見です。
やっと始まる探偵のお仕事
ひとまず船長に報告だ! というところから、やっと主人公のガバガバ推理が開始されます。
密室ともいえる船の中で起きた事件なので、まだ犯人は船内にいるのでしょう。
客室を回って、アイテムを回収し、聞き込み調査を開始します。
が、なぜかこの船の乗客も船員も、みんな非常に口が悪く、人の悪口ばかり言います。
「あいつ は のうなし です」
「あの げひん な わかい おんな か」
などなど、とにかくギスギスしています。いがみ合い過ぎ。
いつまた殺人が起きてもおかしくありません。
さらに、乗客は一度話したことを二度と話してくれない不親切仕様なんです。
2回目に話しかけると、「もう いいました」と言って頑なに話そうとしないのです。
さらに、事件解決のヒントになる証言をメモすることができるのですが、メモできる内容は3つまで。
乗客には一度しか話を聞けないことと重なり、メモする内容を間違えるとクリアが出来なくなります。詰みです。勿論最初からやり直しです。
やっと犯人を見つけたのに
ラストでは、なんとか苦労して犯人を見つけ出し、乗客の前で犯人のやり方を暴いて見せます。
が、そこでもまた驚きの展開が待っているので、ぜひラストシーンはあなたの目で確かめてみてください。
とにかく乗客達が最悪だということ、伏線が全然回収されていないこと、さらに主人公を襲った罠は誰が仕掛けたものなのかは最後まで分からない、ということだけはお伝えしておきます。
色んな意味でクソゲーらしいです。
のろのろ歩いて、理不尽な罠をかいくぐり、意味不明なトリックとシナリオを解いてみてください。
大体のことはどうでもよくなりますので、非常におすすめです。
では、今回はこのへんで。また今度。
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