MACDをわかりやすく解説! 薬物じゃなくてテクニカル指標だよ!

MACDをわかりやすく解説! 薬物じゃなくてテクニカル指標だよ! 基礎知識

 

こんにちわ、もちこです。

今回はMACDについて解説します。
違法な薬物の名前じゃないです。オシレーター系のテクニカル指標です。読み方はマックディーです。

株でもFXでも使用されるわかりやすい指標なので、是非使い方を覚えて、鼻の辺りまで上げたタートルネックを脱ぎ捨て、ひとつウエノ投資家を目指しましょう。

 

 

MACDとは何か

 

MACDとは、【買われすぎ・売られすぎを】見るためのオシレーター系の指標の一つです。
でも、オシレーター系と言いながら、MACDはトレンドも把握できる機能もある優れモノだったりします。

Moving Average Convergence Divergenceの略で、直訳すると「移動平均線の収束・拡散」なんですが、ここはあまり深く考えなくて大丈夫です。

MACDの現物はコチラ。

 

macd
引用:yahooファイナンス

 

MACDを構成するのは三つの要素です。

  • MACDという線。
  • シグナルという線。
  • 0ラインという、基準となる真ん中の線。

※証券会社やチャートを提供している会社によっては、さらにヒストグラムという棒グラフもついてきます。

 

macd解説

引用:yahooファイナンス

MACDとシグナルという2本の線は、基本的に移動平均線の親戚のようなものだと思ってもらって構いません。

 

これらが何を表しているのかというと、トレンドの方向性、そして売買のサインを表すんです。
でも、なぜこの2本の線でトレンドがわかるのか、売買のサインとなるのでしょう。
それを知るには、まずは2本の線がどんなものなのか簡単に説明してみます……

が、その前に一瞬だけ移動平均線についておさらいしてみましょう。ご存知の方もどうかご一緒に。

 

 

ちょっと待って!移動平均線のおさらい

 

先ほど、このMACDというシグナルという線は【移動平均線の親戚のようなもの】と説明しました。
そこで、簡単に移動平均線についておさらいしてみますよ。

 

移動平均線って何でしたっけ?

ご存知の方も多いと思いますが、【特定の期間の(終値の)平均値を線でつないだもの】ですよね。
たとえば、5日移動平均線だったら【5日間の終値の合計÷5】で計算された数値を繋ぐ、という風に。
「そんなこと分かってるわい!」と戻るのは少しお待ちください。ここから大事です。

 

移動平均は最新の株価を反映しにくい

 

非常に様々な使い方ができて、しかも一般に広く使われている移動平均線ですが、実は【最新の株価があまり反映されない】というデメリットがあるんです。

 

例えば直近3日間の株価の推移が1000円→1050円→1200円と大幅に上昇していたとしても、移動平均線は5日・25日・75日間等の平均を算出するものなので、1050円から1200円まで上昇したとしても、さして線が大きく動くことはありませんよね。
この計算式で算出していると、最新の株価をそこまで反映できないわけです。

 

そこで編み出されたのが、より最新の株価を反映しやすい移動平均線、【EMA】というものなんです。
EMAは日本語で【指数平滑移動平均線】と呼ばれていますよ。

 

 

最新の株価を反映しやすいEMAの計算方法

 

この数値がどんなものか知るために、計算方法を見てみましょう。

 

先ほども出てきましたが、通常の5日移動平均線の算出方法はこちら。

★4日前の終値+3日前の終値+2日前の終値+1日前の終値+当日の終値÷5

 

それに対し、EMAの算出方法はこちら。

★4日前の終値+3日前の終値+2日前の終値+1日前の終値+当日の終値+当日の終値÷6

 

※EMAの場合は当日の終値を2倍にして計算しているので、5日+1ということで6で割っています。
同じ要領で25日EMAの場合は26、75日EMAは76、100日EMAは101で割って算出します。

 

EMAはサインの点灯がやや早い

 

計算式を確認したところで、先ほどの話に戻りましょう。
移動平均線は、【最新の株価の反映にやや時間がかかる】という特徴があるんでしたよね。

でも、EMAの場合は【移動平均線よりも実際の値動きをやや早く反映する】という特徴があります。
なぜなら、先ほど見ていただいた通り当日の株価を2倍にして計算されているため。

これの何が便利なのかというと、もうお分かりかもしれませんが、普通の移動平均線よりも売買のサインがちょっと早く示現するんですよ。

 

移動平均線同士、或いは移動平均線と株価がゴールデンクロス、デッドクロスすると売買サインとして機能することはご存知だと思いますが、EMAの場合は移動平均線よりも少しだけ早くこのサインが点灯するので、取引をするうえで非常に有利となります。

こんな感じで覚えておきましょう。

 

●SMA(単純移動平均線)=普通の移動平均線(一般人)
●EMA(指数平滑移動平均線)=今日の終値に重きを置いた移動平均線(トレンド追っ掛けてる人)

 

 

EMAとMACDに何の関係が?

 

更に話は戻りまして、肝心のMACDです。
MACDを構成する2本の線は、このEMAを元にして算出されています。

 

MACDという線は【短期EMA-長期EMA】という式から算出されていて、
シグナルという線は【一定期間中のMACDの平均値】を線で繋いだものなんですね。

 

何やらごちゃごちゃしてきたと思いますが、ものすごく分かりやすく言うとMACDというのは【スーパー進化版移動平均線】ということです。

移動平均線は一般人だとしたら、MACDの線はニュータイプであり、スーパーサイヤ人であり、写輪眼が使える人であり、念能力者なわけです。(ちょっと言い過ぎかもしれません)

より最新の値動きに近い移動平均線が、このMACDとシグナルという線なんですね。

 

 

MACDの使い方・見方

 

ではMACDの具体的な見方に移ります。
分かりやすく単純なものなので、是非覚えてみてください。

 

ゴールデンクロス・デッドクロスで売買のサインを判断する

 

移動平均線と同じく、MACDとシグナルの線が交差する時に売買のサインと判断します。

ゴールデンクロスとデッドクロス

引用:yahooファイナンス

 

  • MACDがシグナルを下から上に貫けばゴールデンクロス=買いサイン
  • シグナルがMACDを下から上に貫けばデッドクロス=売りサイン

 

0ラインより上か下か

 

MACDを見ると、真ん中に0ラインという中間の線が引かれているのがわかると思います。

大体のトレンド

引用:yahooファイナンス

 

0ラインより上でMACDとシグナルが推移していれば、それは上昇トレンドにあることを示します。
逆に、
0ラインより下で2本の線が推移していれば、下落トレンドを示しています。

ということはですよ、
2本の線が0ラインを下に向かって貫くと売りサイン、
2本の線が0ラインを上向きに貫くと買いのサインと読むこともできてしまうわけです。べんり。

 

0ラインの上で買うか? 下で買うか?

 

買う場合は0ラインより下でサインが出た状態で買うと
【まだ上昇する伸びしろがある状態】で買うということで、値幅を取りやすくなります。

逆に、

買う場合に0ラインより上で推移している場合、サインが出たとしても
【ある程度上昇してしまった状態】で買うということなので、値幅が取りにくくなります。

低い位置のエントリー

引用:yahooファイナンス

 

0ラインのどの辺でサインが出たのか?

 

0ラインより非常に高い位置、あるいは非常に低い位置でゴールデンクロス・或いはデッドクロスが出ると、非常に強い売買のサインとなります。
逆に、0ラインにまとわりつくようにゆるくクロスしている場合は、あまり強いサインとは判断されません。

サインの出る位置

引用:yahooファイナンス

 

例えば、0ラインより非常に下で、かつゴールデンクロスが示現した場合、底をうったと判断できることも多いので、他の指標と併せて注意深くエントリーする位置を探ってみるのも良いでしょう。

 

どんな風にクロスしているか

 

クロスする線の角度が急で、明確にクロスしていればいる程、強いサインとなります。

クロスする角度

引用:yahooファイナンス

ボックス相場や横ばいに推移している時に現れることが多いのですが、2本の線が絡むように横ばいに推移している場合は売買のサインと判断されません。ご注意ください。

 

線の方向はトレンドを示す

 

0ラインと同じくトレンドを読む方法の一つですが、基本的に
MACDとシグナル線が両方上向き・下向きであれば、その方向に向けてトレンドが発生中ということを示します。

 

ダイバージェンスといって指標と株価が別の動きをしている場合もありますが、それはトレンドの転換を示す可能性が高いものです。ご注意ください。

 

ヒストグラムは上下に切り替わる瞬間が重要

 

0ラインを境に上下に飛び出している棒グラフはヒストグラムといいます。
これは【MACD – シグナル】という計算式によって算出されている数値をグラフにしたものですよ。

これは上下に切り替わるタイミングでゴールデンクロス・デッドクロスが起きているので、トレンドの転換点として、非常に分かりやすく判断できます。

 

ヒストグラム

引用:yahooファイナンス

 

ヒストグラムが下側に出ている場合は下落トレンド、
ヒストグラムが上側に出ている場合は上昇トレンドです。

これだけで売買のサインとして利用することができるので、ヒストグラムは初心者さんに使いやすいといえるでしょう。

 

銘柄によってサインの出る位置にクセがある

 

MACDは銘柄によってクロスする位置やパターンに規則性があることも多いので、様々な時間足を確認して、銘柄のクセを掴むことが非常に大切です。

近々サインが出そうだと判断できたものは監視銘柄に入れておき、より良いエントリーポイントを探ってみると良さそう。

 

MACDの注意点

 

便利で分かりやすくて無敵の指標のように思えるMACDですが、注意点もあります。
中には致命的なデメリットもあるので、使う際には下記のことに注意してみてください。

 

MACDはトレンド発生中に使用するべし

 

MACDは非常に便利な指標ですが、株価が横ばいに推移している場合やボックス相場ではほぼ役に立たない指標であることを覚えておきましょう。

ボックス相場では0ラインにまとわりつくようにMACDとシグナルの線が推移したり、2本の線が絡みつくように横ばいに推移することがありますが、これを売買の判断にすると危険です。

 

やっぱりちょっとサイン点灯が遅い

 

移動平均線をおさらいした時に、【実際の値動きを少し遅れて反映するデメリットがある】と説明したと思うのですが、MACDの線もやはり多少反映が遅れます。

 

サインの示現

引用:yahooファイナンス

 

実際の株価の天井をつけた少し下落を始めた頃にデッドクロスが出たり、
底をついて少し上昇し始めた頃にゴールデンクロスが示現してしまうのです。

それを踏まえて利用してみましょう。

 

サインは絶対ではない

 

これはどのテクニカル分析にも言えることですが、指標はあくまで指標であり、必ずしもサインの通りにトレンドが発生することはありません。

ゴールデンクロスが出たからといって必ず上昇トレンドになるとは限らず、デッドクロスが出たから必ず下落トレンドになるとは限りません。
地合いや財務指標、業績、その他の指標と併せて使用してみましょう。

 

 

MACDで楽しい株式投資を!

 

MACDという名前からは想像ができないほど分かりやすい指標ですよね。(【強面なのに優しい】みたいなギャップ素晴らしいです)
視覚的にも分かりやすく、比較的【ダマシ】(サインが出たのに実際の株価は逆の動きになること)が少ないと言われているMACDは、まさに初心者さんの味方ともいえる指標です。

 

効果的にMACDを使って、株式投資をより楽しいものにしてみてください。

では、今日はこの辺で失礼します。

 

 

 

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