こんにちわ、もちこです。
今日は中国の報復関税が発表された影響で、とんでもない一日になりました。
私の保有銘柄も大打撃を受けましたが、株をやっている以上、こういう日もあるってことなんでしょう(´・ω・`)
こういう日でも勝てるように、勉強するのみです!
勉強といえば、過去に株のゲームがあったことをご存知でしょうか?
タイトルは【松本亨の株式必勝学】。
1988年にイマジニアより発売された、FCの株式シミュレーションゲームです。
一応株取引を行うゲームなのですが、内容は非常にシュール。
リアリティがあるといえばあるのですが、そこまで追求する必要はあったのでしょうか。
今回は【株取引付き人生ゲーム】ともいえる、このゲームを紹介したいと思います。
まず最初に、お恥ずかしい話ですが、私は松本享(まつもと とおる)さんという方を知らなかったんですが、どうやらこの方は元日刊投資新聞社の社長で、経済評論家の方なのだそうです。
1997年に亡くなられていますが、バブル期に株価予想で大人気だったとのこと。
その松本享さんが監修した株式シミュレーションゲームが、この【松本亨の株式必勝学】なんです。
このゲームは、主人公であるあなたが松本享さんに弟子入りしようとするところから始まります。
でも、松本享先生はあなたを弟子にするにあたって、試練を与えます。
その内容が【100万を2年で1億円にする】というもの。
「100万を2年で1億にできる頃には、弟子入りする必要は無いんじゃなかろうか」
というのは一旦置いておくとして、とりあえずそんな目的でゲームがスタートします。
が、このゲームは単純に株をやるだけではないんです。
・健康に気をつけなきゃゲームオーバー
・家庭が崩壊するとゲームオーバー
・勿論目的が達成できない場合も松本享先生に見捨てられてゲームオーバーです。
具体的に言うと、
LE(レベル)・HP(体力)・LP(生活? 生命? 力)というパラメータがありまして、HPとLPは時間の経過で減ってしまうのです。
【生きてるだけで体力と生命力が減ってしまう】ってことでしょうか。
確かにそうなんですが、スーパーモンキー大冒険みたいなリアリティ必要だったんでしょうか。面白いからいいけど。
つまり、バランスよく人生楽しんだり、健康に気をつけたりしないと終わりってことですね。
主人公がゲーム内で生き残るためには、レジャーやスポーツをしてHPとLPをあげなければいけないんです。
ついでに、結婚すると奥さんや子どものご機嫌を取らなければLPがぐんぐん減るので、定期的に家族サービスも必要です。
奥さんからの様々な要望に応えたり、子どものしつけをすることでLPは回復します。
奥さんや子どもに対してどのような対応をするのか、コマンドで選ばなければならないのですが、今の時代だったら確実に問題になるであろう、【なぐる】というコマンドもあります。時代を感じますね……(´・ω・`)
そんなこんなで自己投資や家族サービスもしながら資産運用していると、主人公に度々ハプニングが起こります。
有利なハプニングとしてレベルアップ・ボーナス・宝くじなんかがあるのですが、逆に不利なハプニングには火事・盗難・交通事故等があります。
(ちなみに、不利なハプニングの中には不謹慎というか、「それは良いことなのでは?」ということも含まれていて、今だったら炎上案件です)
ここまで見ると「ほぼ人生ゲームじゃん」という感じがすると思いますが、大体それで合っています。
とはいえ、本来このゲームは株式を中心に投資を行ってお金を育てるゲームです。
株取引パートもかなりの割合を占めていますよ!
株取引に関する条件を解説しますよ。
正直最初は私も、「ファミコンのソフトだし、ハードの限界でそんなに情報力詰め込めなかったのでは」と思っていたのですが、貸借銘柄だけでも100銘柄はありますし、時間も前場と後場にわかれて取引をしますよ。案外本格的。
銘柄をチェックするメインボード画面では始値・高値・安値・現在値・前日比を見ることができます。
チャートが見られるのは1日2回までで、週足のみの6ヶ月分。
週足ってことは、ある程度長期スパンで取引を行う前提なのでしょうか。
勿論、当時のゲームなので移動平均線も一目均衡表もないローソク足チャートのみで、出来高も板も見られません。
便利な株アプリに慣れすぎている私からすると、これでは取引できる自信がありません……(;´Д`)
信用取引もできますし、利息もきっちりつきます。
逆日歩と追証はなくて、信用取引では成行き注文ができません。
更に、株の取引をするうえで非常に重要になる【情報】ですが、現実と同じく様々な情報源を見ながら取引を行います。
新聞だと【NYタイムズ】と【にっけい】があり、業界紙情報・友人情報・証券マン情報・松本享のアドバイス、の中から情報を見られますよ。(ちなみにゲーム中の松本享さんのアドバイスは役に立たないことも多い)
すべて有料なので、株を買う資金が枯渇しないように注意しないといけません。
また、資金は借り入れ可能で、中国ファンド・不動産等も保有可能です。
この諸々の条件の中で株式投資を行って、100万円を1億円に変えていきます。
ここまで書いておいて何ですが、実は私、このゲームに関してはやったことがないんですw
情報を調べたり動画を見て知っているのですが、未だプレイ経験はなし……。
でも、今回改めてこのゲームについてまとめながら、細かいルールの確認もしていたら、自分でもすごくやりたくなってきました。
すごく面白そうですよね。
話はちょっと変わりますが、アプリやネットが出る前の株取引って、どうやってやってらしたんでしょうね……。
テクニカル分析で使うチャートはほぼ手書きで、ファンダは地道に証券マンに聞いたり新聞を読んだりで判断していたと聞いていますが、板が見れない状態で注文を出すのはとても怖いことのような気がします。
なんだかそんなことに思いを馳せてしまうゲームです。
株をやってらっしゃる方は是非やってみてくださいませ!
ちなみに、このゲームは続編が出ておりまして、そっちでは愛人を囲ったりちょっといけないものが平然と出てきたりと、【ちょっと近づいちゃいけないお金持ち】的な投資家の姿が描かれています。
興味があれば、是非そちらもチェックしてみてください(^_-)-☆
では、またこんど!
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