ふるい落としって何? 誰がなぜ行うの?わかりやすく解説します

ふるい落としって何?-誰がなぜ行うの?わかりやすく解説します 基礎知識

 

 

こんにちわ、もちこです。

あなたは【ふるい落とし】という言葉を聞いたことがないでしょうか。

掲示板やSNSでもよく使われていて、【ふるい落としがきて逆指値で刈られた】なんて言い方をします。

ではこの【ふるい落とし】は何かというと、上昇トレンドの中で急にガックリと株価を下げて、その後再度上げるための動きです。

上がっているなーと思っていたのに、突然大陰線を引いて株価が大幅に下がり、その後また何事もなかったかのように上昇しているチャート、見たことがないでしょうか。

その突然下げている箇所が、【ふるい落とし】と呼ばれています。
言いえて妙ですよね。その下げに耐えきれずに損切を促し、まさに【ふるい落として】いるのです。

 

大陰線は下落トレンドへの転換点を示すこともあるため、ここでロスカットして損失を抑えるか、あるいは今ある利益だけでも確定しようか、誰しも迷うところです。

 

けれど、あのふるい落としは一体なぜ起きるのでしょうか。
ここではあなたを不安にさせるふるい落としについて解説します。
【ふるい落とし】を理解して、ふるい落とされない握力を身に着けてみましょう!

 

 

ふるい落としをするのは、主に大口投資家?

まず最初にお伝えしたいのが、ある種の特定の銘柄には大口や本尊と呼ばれるチャートを操作したい人々が介入することがあります。
その人々が利益を狙う際に、【ふるい落とし】を行うことがあるのです。

 

なぜでしょうね。
株価を上げたいんだったら、資金力にものを言わせてある程度買って株価を上げて、そこにイナゴをくっつける方が大分楽のように見えます。

でも、大口投資家はそんな不確かな方法ではやらないのだそうです。

 

あなたが大口投資家だったら…

考えてみてください。
あなたが大口投資家だったとします。
あなたは勿論色んな機関投資家達や個人投資家達から、お金がほしいわけです。

 

お金よこせ計画①

あなたはハッピーターンを食べながら、こんな計画を思いつきます。

【お金よこせ計画①】
まずあなたは、株を大量に買います。
そこにイナゴが飛びついて更に株価が上がるので、高値圏で一気に売り抜けてしまいましょう!

 

でも、よく考えてみると、この計画は穴だらけです。

自分で買いながら株価を上げることになるので、大きな利益が得られないかもしれないのです。

しかも、株価が上がれば元々その銘柄を保有していた投資家達が
「理由はわかんないけど株価上がってる! 売っちゃおう!」
とばかりに売りを出してくるので、株価が上がりにくくなってしまいます。

要は【将来売り注文をだしてくるであろう存在】がいるんです。これは非常に邪魔です。
この存在がいることで株価の上昇が抑えられてしまいますからね。

そんなわけで、この計画はボツです。

 

お金よこせ計画②

やっぱりあんな原始人が考えたような計画ではダメなようです。

買って株価を上げるよりもリスクを低く利益は多く取れて、尚且つ将来の売り注文をあらかじめ排除する方法でなくてはなりません。
そんな方法があるでしょうか。
あなたは酢昆布を食べながら、こんな計画を考えました。

【お金よこせ計画②】
まずあなたは、話題性があり業績もよく、世間の期待値も高く、上昇トレンドに入っている銘柄に狙いを定めます。
まだまだ伸びそうだよね! という銘柄です。そして、狙った銘柄に大量の空売りを浴びせるのです。
すると勿論株価は急落するので、何も知らずにぬくぬくしていた個人投資家は「なんてこったい! 損切だ!/(^o^)\」と売ってくれますよね。
その売りをあなたはすかさず拾い集めます。
売りは売りを呼び、主要移動平均線や前回安値などを割り込んだ時点で空売り分を徐々に買い戻して利益を得ていきます。急落した株価はどうなるのかというと、元々「まだ伸びそう」と思われていた銘柄だけあって、リバウンドするでしょう。
なぜなら、高速売買などで使われているアルゴリズムや「ここって押し目だよね!」と考える投資家の存在があるからです。そうしてあなたはほぼ底値圏で拾い集めた株を、このリバウンド過程で売りさばき、無事に莫大な利益を得るのです。

 

まさに最高の計画です。
オーシャンズ11でもこんな計画は思いつかないでしょう。
あなたの武勇伝がまた一つ増えてしまいそうですね……。

 

【お金よこせ計画②】始動

早速、あなたは値段も300円とお手頃、チャートも月足・週足・日足の全てが上昇トレンドにあり、PERも話題性も業績もそこそこ良い感じの【もちこ電算】という銘柄に狙いを定め、大量に空売りをいれました。
勿論株価は急落し、大陰線を引きます。

すると、このまま順調に上がると思っていた個人投資達は慌ててしまいます。

「もしかして、もう上がらない?」
「ここから急落しちゃうのかも!」
「今ある利益だけでも確定するべ!」

焦った個人が手放すので、更に株価は下がります。
しばらく陰線が続き下げ止まりませんでしたが、徐々に出来高が低くなり、売りの圧が弱くなってきました。売りたい人は大体売り切ったのでしょう。
あなたは大量に発生した売りをすかさず拾いました。

ここで将来の更なる上昇を邪魔する【売りの圧力】を排除できましたね。

 

 

計画はさらに続きます。

株価が下がり始めた時点で、空売りした分の買い戻しと安くなった株を購入します。

そして、あなたの目論見通り、底をついた株価を見て押し目だと判断した投資家達が買いに参入してきました。
イナゴは大量に集まり、あなたが排除してあるので大量の売りも降ってこないので、株価は素直に上がります。
その過程の中で、あなたは底値圏で集めていた株を徐々に売り、無事に莫大な利益を出すことができました。

有難う【もちこ電算】、そしてさようなら【もちこ電算】。

~Fin~

 

 

改めて【ふるい落とし】とは何か

先ほどのお話の中で、あなたは最初に空売りを浴びせて株価を急落させています。
そこがまさに【ふるい落とし】のシーンです。

つまり、これから降ってくるであろう売りをあらかじめ弱くするために、わざと高値圏から急落させて売りを促すことですね。

 

個人投資家は株を買うと同時に、「ここまでなら損していい・これ以上は損したくない」というラインがあり、逆指値を入れる等の対策をしています。
機関投資家は大体そのラインを分かっているので、そのラインを一瞬だけ下抜いて、すぐに上げるような形でふるい落としを行います。
すると個人投資家が「ふるい落としで刈られた~( ノД`)」と泣く状況になるわけです。

 

【ふるい落とし】と【下降トレンド】の始まりは似て非なるもの

先述した通り逆指値の位置が浅すぎると、すぐにふるい落としで刈られます。
かといって逆指値の位置が下すぎると、ふるい落としではなく下降トレンドに入ってしまった場合の損失が大きくなります。

つまり、その銘柄ごとに【ふるい落とし】か【下降トレンド】にはいったのか見極める必要がありますが、ここが一番難しいところです。

 

先ほどの例で出てきた【もちこ電算】のようにまだまだ勢いがあると見込まれている銘柄が、主要移動平均線や前回意識されていた節目を大きく割り込んでしまうと【ふるい落とし】と判断されます。

けれど、その後更に下落して下降トレンドに入ってしまったものは【ふるい落とし】ではなく、単純な【下降トレンドの始まり】です。

 

一般に【ふるい落とし】というのは、その後上がることを前提としています。
つまり、急落した後も買いが集まるだけの、業績・話題性なんかが必要になります。
先ほどの例にも出てきましたが、そういう銘柄でなければふるい落としの後に買いが集まらないですからね^^

例えば、そのセクター全体が連れ高しているとか、非常に話題のコンテンツが開始されたとかですね。
それが【ふるい落とし】か否かを見極める重要なポイントの一つとなることは間違いないでしょう。

 

ふるい落としのローソク足と出来高に注目

更にもう一つの特徴といえなくもないのが、【ふるい落とし】となる場合は、その後の売りが出来高を伴わないことが多いことです。
これはなぜでしょうか。理由は簡単です。

 

出来高を伴って陰線を引く場合は、【その銘柄を売りたいと思っている人が多くて、実際に株価も下がっている】状態ですよね。

でも、出来高を伴っていない陰線の場合は【株価は下がっているけれど、その銘柄を売りたいと思っている人は少ない】状態なんです。

要は、売りの需要が少ないということを示しているんですね。

 

【ふるい落とし】と【調整】の違い

ここでふと、【調整】のことを思い出した方もいるかもしれません。
調整もふるい落としと同じく、その後上昇することを見込んでいるけれどヨコヨコ、または下げている状態のことを言いますよね。

 

でも、調整はどちらかというと【売りを消化している期間】
ふるい落としの場合は【売りの圧力を弱めながら安く株を仕入れている期間】
そしてふるい落としの方が急激に下げて、その後すぐに元に戻る場合が多いです。
デイトレをする方なら感覚で理解されているかもしれません。

 

ちなみに、よく言うダブルボトムや二番底というのも、【ふるい落とし】の一種なのだそうです。

※ダブルボトムor二番底
Wの形を描くようなチャートの形。
一度大幅に下げて、一度持ち直し、再度大幅に下げて、最初に大幅に下げたところまで到達して上昇すると、その後大幅な上昇相場になると言われています。
有名なチャートの形なので覚えておいて損はなさそう。

 

 

【ふるい落とし】を見極めて利益を逃がさない握力を!

ふるい落としに引っかかって刈られないためには、その銘柄の勢いのようなものを見極める必要があります。
私もデイトレで散々刈られましたが、回数を重ねるごとになんとなく「これはふるい落としの可能性が高い」というのが分かるようになってきました。……でも、まだまだ刈られます(;´・ω・)

 

その銘柄の動きのクセ、どれだけ話題になっているのか、どんな材料で上げているのか、材料がない場合は仕手株ではないか、その辺を考えてみると、予測しやすくなるかもしれません。

では、今回はこのへんで失礼します!
この記事が、あなたの充実した株生活のお役に立てますように。

 

 

 

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