FOMCって何? 株初心者女子がわかりやすく解説

FOMC 基礎知識

 

こんにちわ、もちこです。

今回は米国の金融政策を決定する会合、FOMCについてわかりやすく解説したいと思います。

 

FOMCはアメリカで行われる会合ですが、実は日本株にとっても非常に重要なイベントです。

FOMCの結果によって翌日の株価や地合いが大きく変わるので、もしまだご存知なければ、この機会に【どのような内容が話し合われていて、それがどのような影響を与えるために重要とされるのか】ということを覚えてしまいましょう(`・ω・´)ゞ

 

 

■FOMCて何?

FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略です。
アメリカの金融政策を決める会合であり、日本の「日銀金融政策決定会合」に当たるものがFOMC。
FRB(米連邦準備理事会)が開いています。
(※FRB……日本でいう日銀のような存在で、アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関)

 

わかりやすく言うと、

「今アメリカ経済はこんな感じです。
なので、もっと景気良くする (or 景気の過熱を抑える) ために、FRBはどんな対策をしましょうか」

というのを話し合って決めるのがFOMCというわけです。

 

約6週間ごとに年に8回開催されていますが、必要に応じて随時開催されます。

 

 

 

■何を話し合い、何を決めているのか?

ではもう少し踏み込んで、具体的にどのような内容を話し合い、何を決めているのか解説します。

FOMCでは、アメリカ経済の現在を様々な指標を基に判断し、金融政策の1つ【公開市場操作】の方針を決定しているのです。
以前当ブログでも紹介した雇用統計なんかは、まさにこのFOMCで話し合いが行われる際に利用される経済指標です。

さらに、公開市場操作とは証券市場に出回る手形や債権を売買することで、世の中のお金の量を調整することや、金利の上げ下げ等のことを指します。
更に具体的に解説しましょう。

 

 

 

■代表的な公開市場操作① オペレーション

公開市場操作には【オペレーション】というものがあります。

これはものすごくわかりやすく言うと、

【経済の調子が良い場合は、一気に過熱しないようにお金の量を減らす。
国債等を銀行に売ることで、お金を吸い上げる。

経済の調子が悪い場合は、市場に出回るお金の量を増やす。
債券や手形等を銀行から買うことで、お金を流通させる】

というもの。

 

この公開市場操作は日銀も行っており、様々な種類の公開市場操作があります。
(日銀が主に行っているオペレーションは下記のページで確認できます。
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/seisaku/b34.htm/ )

 

※債券……国や自治体等が発行する金融商品で、買った金額だけ発行元にお金を貸すことになります。
株と混同されがちですが、債券の場合は貸した金額に利子を乗せて返ってきます。(ただし発行元が無くなれば返ってこない)
国が発行する国債が代表的です。

 

 

 

■代表的な公開市場操作② 金利の操作

更に、近年特に注目を集めているのが政策金利の上げ下げに関する発表です。

 

アメリカは2008年9月に起きたリーマンショックによる混乱と株価の急落を受け、徐々に金利を下げており、2008年12月以降は金利を0のままで維持していました。
そこから7年後の2015年12月から再び利上げをしています。

 

と、そこまでは良かったのですが、2018年12月の利上げと米国経済の悪化や様々な国際情勢が絡み合った結果、世界同時株安が起きてしまいました。
これを受けて利下げを望む声が強くなり、金利に関する議論がされていたのですが、その間2019年7月現在に至るまで金利は据え置きのままとなっています。

 

今後利下げが行なわれるか、それとも据え置きのままなのか、今まさに非常に注目が集まっている状態なのです。

(2019年6月も米国雇用統計の結果が悪かったにも関わらず、金利を下げる期待が強まったことにより株高となる事態となっています。
そして先日2019年7月19日には小幅な利下げを行うことが決定し、下げ幅が小さいことにより米国主要3指数の反落、日経平均もほぼ横ばいで全体的に薄商いとなりました……)

 

 

 

■FOMCまとめ

FOMCという横文字が出てくると、ROEのように「なんか難しそう」という印象になりそうですが、単純にアメリカの金融政策を決定する会合のことです^^

 

ただ、その結果は非常に重要なので、どのような発表があったのか、それを受けて為替や株式市場がどのような影響があるのかということはチェックしておいて損はありません。

 

 

デイトレートやスキャルピングの場合は気にすることは無いかもしれませんが、スイング~中長期投資をされている方や、ファンダメンタルズ分析を少しでも取り入れている方は確実にチェックするべきといえます。

FOMCの翌日は必ずマーケット関連のニュースになっているので、欠かさずチェックしておきましょう!(`・ω・´)ゞ

 

 

では、今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

 

※もちこのもちもち補足※

 

 

●FRB(連邦準備理事会)
アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関。FOMCを開いているのは彼ら。
Federal Reserve Boardの略。

日本でいう日銀と同じ立場なんですが、日本は日銀という【銀行】で、アメリカの場合は【理事会】です。
というのも、アメリカには全米に12の中央銀行があり、それらを調整する役割を持つのがFRBなのです。

12行の日銀があって、それをまとめている……と考えると、何やらアメリカの広大さがよくわかります。国土広いと何かと大変そう。

 

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●パウエルさん
ニュースでお馴染み、FRBの議長です。
利下げが起きると米国は勿論日本株も全面高になる可能性が高いため、米国は勿論、日本でも発言にめちゃくちゃ注目されている人物。
フルネームはジェローム・パウエル。(ジェロム・レ・バンナみたい)

 

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●ECB(欧州中央銀行)
日本で言う日本銀行のことです。
ユーロ通過圏19カ国の金融政策を担っている銀行で、European Central Bankの略。
これは理事会ではなく銀行

 

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●ドラギさん
ECB(欧州中央銀行)の総裁です。名前が格好いいです。
株というより、FXをやっている方のほうが馴染み深い人物かもしれませんね。

フルネームはマリオ・ドラギ。イタリアの経済学者なのだそう。
マチャチューチェッツ工科大学を出ている。マシャチューシェッツ工科大学。
決してドラギナイトとか言ってはいけません。

 

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●黒田さん
おなじみ第31代日本銀行総裁です。
フルネームは黒田東彦(くろだ はるひこ)。【東】で【はる】って読むの知りませんでした。

財務省内では【クロトン】と呼ばれているらしいです。元素でありそうな名前。

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