こんにちわ、もちこです。
突然ですが、あなたはチャートを見ていて、
「下降トレンドになったかと思っていたけれど、良い具合に上下しながら上昇してるじゃない。これはトレンド転換だ! 買いだ!」
と買いを入れることはありませんか?
私はよくあります。
が、もしかしたらそのチャート、
トレンドが反転するように見せかけてトレンドの継続を示す、【フラッグ】というチャートパターンに当てはまっている形かもしれませんよ。
トレンドの転換だ!と飛びつく前に、まずは一旦落ち着いて、フラッグの形になっていないかどうか確認してみましょう。
そんなわけで、今回はトレンドが反転するようでしないチャートパターン、【フラッグ】を解説します。
チャートパターンの基本! サポートライン・レジスタンスライン
フラッグの解説をする前に、チャートパターンを知るうえでの基礎を解説します。
サポートライン・レジスタンスラインという2つの線です。(以前の記事で見たよ、という方は読み飛ばしてくださいませ)
株価が推移してきた中で、ここにきたら跳ね返されてしまうという上値の上限を、抵抗線・上値抵抗線・レジスタンスラインと呼びます。
どれで呼んでも大丈夫。どれも同じ意味です。
【ウーチャカ】と【田中裕二】が同じ人を指すのと一緒です。
逆に、
ここにくると株価が反転して上昇するという下値の下限を支持線・下値支持線・サポートラインと呼びます。
これさえ覚えておけばOK!
早速チャートパターンを紹介します。
上昇フラッグ
最初に紹介するのが上昇フラッグです。
上昇トレンドで推移してきた株価が不意に下落します。
そのまま下値と上値を切り下げながら下向きのボックス相場で推移しますが、レジスタンスラインを上抜けると上昇トレンドが再開するチャートパターンです。
上昇トレンドの継続を示すもので、買いのサインです。
下降フラッグ
次に紹介するのは上昇フラッグの真逆の、下降フラッグです。
下降トレンドで推移していた株価が不意に上昇します。
そのまま上値と下値を切り上げながら上向きのボックス相場で推移しますが、株価がサポートラインを下抜けると下降トレンドが再開するチャートパターンです。
下降トレンドの継続を示すもので、売りのサインです。
短期的にはトレンド反転、長期的に見るとトレンド継続
フラッグというパターンは
短期的な目線ではトレンドが反転していると言えるのですが、長期的に見るとトレンドは継続している状況です。
例えば、下降トレンドの途中で出現した上向きのボックス相場(下降フラッグ)の中でエントリーして、のほほんと上昇を信じて保有を続けていると、いずれ大きな下落に巻き込まれてしまうということです。
「なにやらフラッグの形に近そうだ」と思った場合、まずは長期的なトレンドが上昇と下降のどちらに傾いているのか確認してみましょう。
方法は簡単で、週足や月足といった上位のチャートを確認することです。
ローソク足に含まれている時間が長ければ長い程ダマシは少なくなり、長期的な目線で見たときにどちらのトレンドが発生しているのか一目でわかります。
また、フラッグはトレンドの発生中に現れるパターンなので、高値圏・底値圏ではあまり出現しないのも特徴です。
フラッグは判断が難しい?
フラッグの判断は比較的難しく、特にフラッグを形成する初期段階では、かなり紛らわしいものです。
例えば下降トレンドの途中で不意に上昇を開始し、そのままフラッグを形成することなくダブルボトムとなって反転する場合もあります。
買いと売りのどちらの場合も、慎重に観察しながら待って、ここぞというときにエントリーしてみましょう。
フラッグにもやっぱりダマシがあります。
全ての分析方法、例えばチャートパターンやテクニカル指標に共通して、【相場の世界に絶対はない】というものがあります。
フラッグの形で推移していたからといって、絶対にトレンドの継続になるとは限らないのです。
あくまでチャートパターンは「この形になるとこんなことになることが多いよ」というものだと覚えておきましょう。
また、サポートラインやレジスタンスラインを超えた瞬間、「トレンドの継続だー!」と直ぐに飛びつく前に、それがダマシなのか疑ってみることも大切です。
けれど、一旦観察を続けて、再度株価が上昇してきたときにサポートラインで跳ね返されれば、このままトレンドが発生する可能性が高いと判断できますよね。
そこで初めてエントリーしてみても遅くはありませんし、ダマシに引っかかって損を出してしまうより何万倍もマシです。
相場の世界に絶対はないので、慎重に観察することが大切のようです。
トレンドの継続? それとも反転?
トレンドの反転は誰しも気になる所です。
反転したタイミングでエントリーできたら大きく利益を取ることができるので、当然ですよね。
が、相場はなかなかこちらの予想した通りには動いてはくれないので、慎重に観察しながら相場のリズムを掴んで、トレンドの継続か反転なのか見極めてみましょう。
今回紹介したフラッグも判断材料の1つとしてお役に立てるので、ぜひ覚えてみてください。
では、今回はこのへんで失礼します。
あなたのトレードがうまくいきますように。
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